知多半島・美浜エギングでボウズ、海の写真1枚とついでの亀の手
日曜の午後、あえて曇りのち雨の海へ出た理由
9月13日、日曜日。天気予報は曇りのち雨。正直、こんな日にエギングに行く人ってどれくらいいるんだろうと思いながら、私は知多半島の美浜へ車を走らせていました。雨が降る前提で出かける釣りって、なんとなく気合いが違うんですよね。
中潮・干潮から満潮というタイミングを選んだ理由
この日は中潮で、干潮から満潮に向かう時間帯。潮が動くタイミングってエギングでは大事だという話をよく聞くので、そこは外さないようにしました。15時から18時、まさに潮が上げていく3時間を狙って入りました。潮が動けばイカも動く。そう思って現地に向かったわけです。
美浜という場所を選んだわけ
知多半島は私にとって近場の海です。愛知に住んでいると、亀崎港や赤羽漁港あたりに行くことが多いんですが、この日はエギングをやりやすそうな美浜を選びました。足場や地形的にキャストしやすそうだったのが理由です。近いからこそ、天気がちょっと悪くても「行ってみるか」の一言で動けるのがいいんですよね。
15時から18時、エギを投げ続けた3時間の手応え
現地に着いてまず感じたのは、風はそれほど強くないけど、空がどんどん重くなっていく感じ。とりあえずエギを結んで、投げ始めました。
曇り空が崩れていく中でのアタリなき時間
最初の1時間はまだ余裕がありました。キャストして、フォールさせて、シャクる。このリズムを繰り返しながら、雲がどんどん低くなっていくのを眺めていました。でも、アタリがまったくない。エギが着底する感触だけが手に伝わってくる、そんな時間が続きました。
潮が動いているはずなのに反応がない不思議
干潮から満潮に向かっているはずなのに、イカの反応が本当にゼロ。潮位が変わっている感覚は足元の水位でわかるんです。なのに、エギに乗ってくる気配がまったくない。これ、正直不思議でした。潮が動けば釣れるって単純な話じゃないんだなと、改めて思わされた3時間でした。
「このまま帰るのは悔しい」から始まった磯歩き
18時が近づいて、そろそろ潮止まりというか、雨も本格的に降り出しそうな空気になってきました。でもここで竿をしまって「はい、ボウズでした」って帰るのは、なんかこう、悔しいじゃないですか(笑)。せっかく美浜まで来たんだから、何かしら持って帰りたい。そんな気持ちで岩場をウロウロし始めました。
岩の隙間に見つけた亀の手との出会い
磯の岩の隙間を覗き込んでいたら、見慣れない生き物がびっしりついているのが見えました。亀の手です。名前の通り、爪みたいな見た目で岩にへばりついていて、最初見たときは「なんだこれ!」って声が出ました。イカを探していたはずなのに、まさかこんなところで出会うとは思っていなかったので、ちょっとした驚きでしたね。
イカではなく亀の手を持ち帰ることになった経緯
エギには何も反応がなかったので、この亀の手だけでも収穫にしようと決めました。手で岩から外していく作業は地味に楽しくて、気づいたらけっこう時間が経っていました。イカを狙って海に来たはずなのに、結局持って帰ったのは亀の手。狙いとは全然違う結果になりましたが、これも釣行の面白さだなと思います。
釣れなかったからこそ撮れた海の写真1枚
亀の手を採り終えて顔を上げたら、空の色がさっきまでと全然違っていました。
雨が降り出す直前の空と海の色
雲が重く垂れ下がって、海の色もどんよりとした鉛色に変わっていました。雨が降り出す直前の、あの独特な空気感。エギングに集中していたら絶対に気づかなかった瞬間だと思います。スマホを取り出して1枚だけ撮りました。
これがまた、釣れなかったからこそ撮れた写真なんですよね。竿を振り続けていたら、こんな景色に目を向ける余裕はなかったと思います。
ボウズの日を「収穫あり」に変えてくれたもの
結果だけ見れば、イカは1匹も釣れませんでした。エギングとしては完全なボウズです。でも、亀の手を採れたことと、あの空と海の1枚が撮れたことで、この日は「収穫あり」の日になりました。釣れなかったら何もない日、というわけじゃないんだなと、改めて実感しました。
次にエギングをやるなら試したい条件
次に美浜でエギングをやるなら、潮のタイミングをもう少し変えてみたいと思っています。今回は干潮から満潮という条件でしたが、時間帯や潮回りを変えたらまた違う反応があるかもしれません。曇りのち雨というコンディションも含めて、次はもう少し条件を絞って挑戦してみたいですね。ボウズだったからこそ、次への意欲が湧いてくる。そんな釣行でした。


