久しぶりの釣り再開で見直した、道具整理のリアルなやり方
押し入れを開けたら出てきた「謎の仕掛けケース」たち
社会人になってからしばらく釣りを離れていて、最近また再開しました。竿を出す前に、まずやったのが押し入れの整理です。これがもう、想像以上にカオスでした。
何年も放置していた道具の正体
押し入れの奥から出てきたのは、見覚えはあるけど中身がよくわからないケースの山。開けてみると、仕掛けだったり、謎の重りだったり、誰かにもらったルアーだったり。正直、「これ何のために持ってたんだっけ」というものが半分くらいありました(笑)。子どもの頃から近所の川や用水路、海と、あちこちで竿を振っていた分だけ、道具も雑多に増えていたんですよね。
糸はボロボロ、フックは錆び付いていた現実
一番ショックだったのがライン類です。リールに巻いたままだったナイロンラインは、指で軽く引っ張っただけでプツッと切れる有様。フックも茶色く錆びていて、これはもう使い物にならないなと。海水を使った後の道具って、しっかり洗って乾かさないとあっという間に傷むんですよね。改めて実感しました。錆びたフックや劣化したラインは、そのまま使うと魚を掛けてもバラす原因になりますし、何より安全面でも良くないので、迷わず処分することにしました。
まず「捨てる」を決めるところから始めた
整理を始める前に決めたのは、「とりあえず捨てる基準を先に作る」ということ。劣化したライン、錆びたフック、用途不明の重り。この三つは問答無用で処分。ここで悩んでいると一向に進まないので、まず手放すものを決めてから残すものを見る、という順番にしたのがよかったです。
海用・川用・ルアー用…種類別に分けてみて気づいたこと
捨てるものを決めたら、次は残った道具の仕分けです。ここでようやく「整理」らしいことが始まりました。
餌釣り・ルアー・フライで必要な収納は全然違う
餌釣りの仕掛けは細長いケースに巻いて収納するのが向いていますし、ルアーはボックスの仕切りに一つずつ収まる形が使いやすい。フライフィッシングのフライなんて、小さすぎて普通のタックルボックスだと逆に迷子になります。同じ「釣り道具」でも、必要な収納の形がまるで違うんですよね。これ、実際に手を動かして分けてみるまで気づきませんでした。
淡水の道具と海水の道具を一緒にしない理由
ブラックバスやニジマス、アマゴを狙う淡水用の道具と、グレやクロダイ、セイゴを狙う海水用の道具は、絶対に分けて収納するようにしています。理由は単純で、海水を使った後の道具って塩分が残りやすいからです。同じケースに入れていると、淡水用のフックまで錆びてしまうことがあるんですよね。使用後にしっかり真水で洗って乾かすのは大前提として、収納する場所自体も分けておくと安心感が違います。
ジャンル別ボックスに分けたら探し物が減った
海用、川用(餌釣り)、ルアー用、フライ用と、大きく四つのボックスに分けたところ、これがもう劇的に楽になりました。今日は近くの用水路でハゼでも狙うか、というときに海用のボックスまで開けなくていい。これだけで準備の気持ちよさが全然違います。
平日の近場釣行と休日の遠征、持ち物の分け方が違う
道具をジャンル別に分けたところで、今度は「いつ行くか」による違いに気づきました。
仕事帰りにサッと行ける「軽装セット」を作った
平日は仕事終わりに、亀崎港や赤羽漁港あたりまでサッと足を伸ばすことが多いです。このとき荷物が多いと、それだけで腰が重くなる。なので、竿一本とリール、最低限の仕掛けだけをまとめた「軽装セット」を作りました。玄関を出るまでの時間が本当に短くなって、これは作ってよかったなと思っています。
福井など少し遠出するときは別バッグにまとめる
休日に少し遠出をするときは、福井方面まで足を伸ばすこともあります。こういうときは軽装セットとは別のバッグに、予備の仕掛けや着替え、ちょっとした工具まで詰め込んでおきます。遠征先で「あれがない」となると取り返しがつかないので、遠出用の荷物はやや過剰なくらい準備するようにしています。
車に積みっぱなしにするものと家に持ち帰るもの
地味に効いたのが、車に積みっぱなしにする道具と、毎回家に持ち帰る道具を分けたことです。タオルや予備の重り、簡単な工具は車載。逆に竿やリール、餌箱は必ず持ち帰って手入れする。この線引きをしてから、車の中がゴチャつかなくなりましたし、道具の傷みも減った気がします。
実際に使ってみた収納グッズと、結局使わなくなったもの
整理を進める過程で、いろいろな収納グッズを試しました。当たり外れがけっこうありましたね。
タックルボックスと100均ケースの使い分け
ルアーや仕掛けなど、細かく仕切って収納したいものは、しっかりしたタックルボックスを使っています。一方で、予備の糸や小物、応急処置用のパーツなどは100均のケースで十分でした。何でもかんでも高機能なボックスに揃える必要はなくて、用途に応じて安く済ませるところは済ませる、というバランスが結果的に一番使いやすかったです。
便利そうで買ったのに出番がなかったアイテム
正直に告白すると、便利そうに見えて買ったけど全然使わなかったアイテムもあります。多機能すぎる仕切り付きケースとか、装着がちょっと面倒な収納パーツとか。買った瞬間は「これは便利だ!」とテンションが上がるんですけど、実際の釣行では出す手間が邪魔になって、結局使わなくなる。これはやってしまったなと反省しています(笑)。
錆びと傷み対策で変えたひと工夫
海水を使った道具は、帰宅後すぐに真水で洗って、完全に乾かしてから収納する。これを徹底するようにしてから、フックの錆びが目に見えて減りました。当たり前のことなんですが、疲れて帰ってきた日ほどついサボりがちだったんですよね。そこを意識して変えただけで、道具の持ちがかなり違ってきました。
整理してから変わった、釣行前後のちょっとした変化
ここまでの整理を経て、実際の釣行そのものにも変化がありました。
準備にかかる時間が目に見えて減った
以前は出発前に「あれどこだっけ」と探し回る時間が結構ありました。整理してからは、ジャンル別のボックスと軽装セットのおかげで、準備が本当に短時間で終わるようになりました。仕事終わりに時間が惜しいときほど、この差はありがたいです。
「あの仕掛け、どこだっけ」がなくなった
現場に着いてから「あの仕掛け入れてきたっけ」と焦る、あの嫌な感じ。整理前はしょっちゅうありました。今はボックスごとに中身が把握できているので、忘れ物の不安がほとんどなくなりました。これは地味だけど大きい変化です。
これから増える道具にどう備えるか
再開したばかりなので、これから道具はまだまだ増えていくと思います。新しいルアーを試したり、久しぶりにフライにも挑戦してみたいなと考えているので、そのたびにまた収納の見直しは必要になるはず。ただ、一度「ジャンルごとに分ける」「使う頻度で分ける」という基準を作れたので、今後は増えても迷わず収納できそうな気がしています。次はどんな魚と出会えるか、今から楽しみです!

